「墓じまい」が増えている背景とは

近年、「墓じまい」という言葉を耳にする機会が増えました。
実際、私たち墓石業者のもとにも、毎月のように「墓じまいを考えている」「遠方で通えなくなった」というご相談が寄せられています。

では、なぜ今、墓じまいが増えているのでしょうか。
現場でお客様のお話を伺う中で見えてきた背景を、お伝えします。

目次

① 墓守(後継ぎ)問題が深刻化している

地方のお墓は、代々の家族が近くに暮らし管理してきました。
しかし現在は、子や孫が都市部で生活することが当たり前になり、お墓までの距離が遠くなっています。

「年に一度しか行けない」
「子どもに負担をかけたくない」

こうした想いから、墓じまいを選ばれるケースが非常に増えています。

② 維持費・管理費の負担

お墓は建てて終わりではなく、
・草刈り
・墓石のクリーニング
・墓地の管理費
など、継続的なお金と時間が必要です。

特に、墓石が大きい昔ながらの墓地では負担が大きく、
「今後維持していけるだろうか」という不安が墓じまいにつながります。

③ 家族の形が変わり、供養の選択肢が増えた

核家族化・単身世帯の増加により、
「先祖代々のお墓」という概念そのものが変わりつつあります。

近年は、
・永代供養
・合祀墓
・樹木葬
・納骨堂
など選択肢が増え、墓石を持たない供養を選ぶご家庭も増えました。

墓石業者としては、
「お墓を建てる以外の供養が当たり前になった」と感じています。

④ 古くなった墓石・墓地の老朽化問題

現場を見ていて特に実感するのが、
古いお墓の劣化が進んでいること。

・墓石のヒビ割れ
・傾き
・外柵の破損
・雑草や土砂の侵食

修繕費が高額になる場合、
「新しく建て直すか、墓じまいをするか」という選択に迫られます。

⑤ 供養の質を見直したいという意識

最近は、
「無理なく続けられる形で供養したい」
という考え方を持つ方が増えています。

墓じまいはネガティブなものではなく、
「これからの供養の形を家族で選び直す」
という前向きな選択としてとらえる方も多いのです。

墓じまいとは、単にお墓を撤去する作業ではありません。

そこには、
・ご家族の想い
・ご先祖様への敬意
・受け継ぐことの難しさ
さまざまな背景があります。

だからこそ、
私たちは“丁寧な説明”と“安心できる手続き”を大切にしています。

「どう進めたらいいかわからない」
「費用の目安を知りたい」
そんな段階でも気軽に相談していただければ、
最適な供養の形をご提案いたします。

清水石材店では、故人とご家族が安心して訪れることができるお墓づくりをお手伝いします。
お墓の管理や環境整備にお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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